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60歳前に退職し、そのときに民間放送厚生年金基金から一時金を受給したので、基金との関係は終了したいと思っていましたが、今もこの「民放ねんきん」が送付されてくるのはどうしてですか。

当基金は、平成29年3月までは「民間放送厚生年金基金」として、「基本年金」と「加算年金」の二種類の年金の給付を行ってきました。退職時に一時金として給付したのは「加算年金」の部分です。もう一つの「基本年金」は大部分が国に代わって運営していた老齢厚生年金で、平成29年4月の制度移行の際に給付の義務と給付原資を国へ返上しました。これを代行返上といいます。

しかし、「基本年金」には厚生年金基金制度のメリットの一つとして国が支給する額に若干のプラスアルファがあったため、その部分が代行返上後も企業年金基金に残ることになり、それを「薄皮部分」と呼んでいます。

薄皮部分は代行していた基金加入期間分の老齢厚生年金の1.4%程度と少額ですが、この部分の給付原資が基金に残っており、現在も基金の受給待期者であるため、情報提供のために「民放ねんきん」を送付しています。

薄皮部分の給付の仕組みや手続きに関するご案内の手紙はすでに送付していますが、ご不明な点の照会等は下記基金事務局あてお電話ください。